何だろう、この違和感は。

科学者としての大槻教授は嫌いじゃないけど、この発言はあまりに意味不明すぎる。

アクセスが禁止されています:@nifty

しかし、選挙権が取り上げられている中国もベトナムもちゃんと政治をやっているではないか。様々な汚職はあるにはあるが、最優秀な人材が共産党独裁支配をしている。

どうも遅れた意識の国民が多数のアジアの国では、欧米流の民主主義は時期が早すぎなのかもしれない。

ベトナムでも中国でも、国民がだんだん賢くなるにつれて民主主義化されてゆくであろう。

日本もこれらの国を見習えば良いのだ。民主主義が早すぎたのだ。

とくに“ヨンさま”追っかけ女たちにとっては、民主主義は早すぎたのだ。

独裁政治体制はもちろん、社会主義体制下では、政治どころか科学はもちろん、文化が育たないことを、どうして危惧しないのでしょう。

社会主義でも民主主義でも、バカが生まれる土壌はそんなに変わらない。

一方はバカであることを知ることができず、そして知る術のないバカ。もう一方はバカであることを知るための術があってもそれを知らない(知ろうとしない)バカ。

どちらであってもバカは死ね、という結論になるけど、どのみち生まれてきたからには自分たちの餌になって死んでいってもらう、というところに政治家のうまみがあるんじゃないかな、と思うのですよね。バカを自分たちの餌にするところは、民主主義も社会主義も変わらないはず。

そういう政治体制を批判して、国民よ賢くなれというのであればわからないでもないのだけど、どうしてそこで選挙権を取り上げる方向に行くかなぁ…

民主主義いいじゃないですか。

知りたい情報を知ることができ、その上で取捨選択ができること、それが民主主義の根源であり、科学技術と文化がこれまで発達してきた根源だと思うのですよね。

もしここで日本が中国の属国となった日には、そんな国で生きていくことなんて考えられない。そんときゃもう、亡命する。日本語が滅んでも、文化が滅んでも、私は発展した科学技術と文化の恩恵に与りたい。その上でさらなる発展の一助ができれば幸い。

そういう風に考えられることって、かなり民主主義の影響だと思うんだよなぁ。