技術的支援

エンジニアがセールスに対して支援できることとは何ぞや。

そんなことが会社の中で話題になりつつあります。なっているのは私の周りだけかもですが。

支援内容がプロダクトに関する提案書を書き、セールストークしつつ、要件定義、見積を行う…あれ、じゃ、営業の仕事って何?とか、そういう話が出ていたりするのです。

見積もり結果を元に見積書を書き、それを顧客に提出すること?

いやー、これにはびっくりです。いろんな会社を見てきたつもりだけど、そんな会社は初めてなのです。

おまえらはフッキングだけやっていろ後は全部エンジニアがやる。そのかわり販売インセンティブもろもろもエンジニアがもらう。ということであれば筋が通る話なのだけど、そうじゃない。

結果的には単なる営業の肩代わりを求められると、それは支援でもなんでもなく、営業部隊の堕落を証明しているだけのような気がするのですね。

技術側が認める2割の営業を残して、後は全員の首を切ってもらえれば、完全に支援しますよ。

残った2割が有能とは限らないので、そこで多分、技術側も人が減るでしょう。結果、総社員数が50~60くらいになれば、多分御の字。

数年おきにこれを繰り返せば、ある程度やる気の人は残るでしょうし、もっとやる気のある人は転職するでしょうw

社員が100人を超えると劇的に変わってくるとは、よく聞く話なのですが。これがその結果なのかと思うとねー。5~6人のすごく小さなベンチャーでいろいろやってる方がまだいいような気がするのです。

正直ね、多分あと1年もこの会社には私はいないような気がするのです。半年いればすごいんじゃないかなぁ、と。

あぁ、扱ってるプロダクトは好きですよ。だから、競合他社に行くかもしれないし、もしかすると開発元に行くかもしれない。

そうすると(しなくても)、きっとどこかでお会いすることにはなるのでしょう。狭い業界だし。

でもね、そういうときに落ちぶれた姿を見せないで欲しいとは思うのです。

そういうときに、かつての仲間としてももちろんですが、ビジネスパートナーとして、もしくは商売敵として、お互い切磋琢磨できればいいのだけど。

転職したことを後悔するくらいに、成長していて欲しいな、と。

これは転職する時にいつも思うことなのですが、どういうわけかそういう企業とは縁がなかったりします。

私の、会社を見る目がないだけなのかもしれませんが(´ρ`)