お墓のこととか考えていた

人間が死んだらだいたいどこかのお墓に入ることになるのだろうけど、はて、それがペットということであれば、その時はどうしたらいいんだろうか、なんてことを今更ながらに考えていたり。

東日本大震災が発生するちょっと前、愛猫が亡くなって葬儀に出して以来、そのお骨は自宅の隅にある状態。もう3年経過して、そろそろ4年が経とうとしてるのだから、時の流れは速いなぁ、と思うこと頻りです。

人間、どういうわけか30歳を越えると歳の取り方は年々早くなる一方で、そんな僕ら夫婦が果たしていつまでこの子の遺骨の面倒をみていられるんだろうか、という心配が頭を過ぎるのです。で、そんな心配もさることながら、正直な話、ふとしたことでその子のことを思い出したとき、目の前にあるのは無機質な箱(と骨)が否応なく目に入る訳ですから、いつまでもこのままにしておくのは、やっぱり心苦しい。

そういう物理的な側面に加えて、あんまり信心深くはないけど、輪廻の妨げになっていないかなとか、そういう心配もね、少しはあったりするのですが…輪廻というものが本当に存在しているのかどうかは、死んでみなきゃわからない話でもあるので、僕個人はあんまり重要視していないのだけど、もしあるのだと仮定して、それがこの子の輪廻転生に影響を及ぼしているようなことがあったら申し訳ないからね。

成仏するなり、安らかに眠るなりでも、ドタバタしている家よりも、それなりに静かなところで迎えてもらってた方が、贈られる側としてもいいんじゃないのかなー、と思う次第。

なので、暫くしたら、どこかの霊園で合祀してもらえないか、ちょっと考えてみようかと。