杉原千畝
日テレで杉原千畝。
この人好きなんだよね、結構。
でも、今回も外務省退職後の扱いが…酷過ぎる( ;´Д`)
なんかサヨク臭がぷんぷん漂うのです。
杉原千畝が外務省を退職したのは、ユダヤ人へのビザ発給が根本的な原因ではなく、当時の法令「行政整理臨時職員令(昭和21年勅令第40号)」による、現代で言うところのリストラであって、それまでの昇進/昇級及び退職金の扱いには大きな問題はなかった筈。
それに1944年には勲五等瑞宝章も受けてるし。
あの扱いは限りなくクロに近い灰色だよな、と思いつつ。
命の重さはわかるし、彼の行いは至極真っ当なものだったと私は解釈しているのだけど、肝心要の日本政府はちゃんとそのビザを認めていたし、また彼の扱いについても他者と比較してさほど劣っていなかったものであったことが明記されない限り、何も解決しないと思うのですよ。
一方的な視点から杉原千畝を捉えて、それをドラマにしちゃったら、それは単なる馬鹿サヨ養成ドラマにしか過ぎない訳で。
正直、期待していた割には、あんまり美味くなかったなぁ、と。